さて、コンビニの駐車場の秘密がわかった訳ですが、前からあんなに広い駐車場ではなかったですよね。今、あの「新タイプ」とも言えるコンビニへの移転が進んでいて、前面駐車場がなかったり、あっても広いスペースのない「旧タイプ」のコンビニの閉店が相次いでます。
もともとコンビニは、都心から店舗が増えてきましたから、当初は駐車場が無い店舗がほとんどでした。郊外への出店が増えて駐車場が併設された店舗の場合も、店内滞在時間が短いという特性上、少なめの駐車台数で家賃を抑えるほうが重視されたようです。
それが、「利便性の追求」のために新タイプに変わっていったのは、郊外店舗が都心店舗ほどの売り上げを上げずに車でのご来客が重視されるようになったのと、賃料が安くて広い土地が確保しやすかったからだと思われます。
結果として、今、日本には、「旧タイプのコンビニ跡」が次々と生まれているのです。
駐車場4台、店舗面積20坪くらい?このフォーマットの商売を考えつけば、いくらでも物件があるから一気に多店舗展開できますよ!というのが、今回のオチでした。