数学と心理学

数学と心理学映画「ラスベガスをぶっつぶせ」の冒頭のシーン、と言えば、確率論の有名な問題として有名です。詳しくは、以下のリンクが詳しいかも。

http://mrpapacafe.exblog.jp/9560229/

ごらんになりましたか?

簡単にまとめると、

1…A/B/Cの選択肢のうち、一つが大当たりとなる選択肢を選ぶゲーム。

2…あなたがAを選ぶと、答えを知っている司会者はCが外れであることを告げた

3…あなたに答えを選び直す権利が与えられる、さてAのままにするかBに変えるのか?

人間の直感と確率が出す答えが異なる例として引用されることが多いです。

確かに確率論から言うと、Bが大当たりの確率は2/3です。しかし、自分が司会者で、正解を出したくない場合どう振る舞うかを考えてみました。

回答者が選んだAが外れの場合、答えを選び直す権利なんか与えないでしょう!普通に考えて!Aが当たりの時だけ、惑わすためにもう一回2択を迫ります。

つまり、確率から導かれた答えは「常に司会者が選択肢を減らしてくれる」という前提に立っていて、現実世界では有効では無いのではないか、むしろ、Bを選ぶと撃沈するんじゃないか…。

ここが数学と心理学の境界のような気がします。「賭博覇王伝 零」なんか、その境界を描いていますね。

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