何かと話題の武雄市図書館に、ようやく行くことができました。
図書館とはどうあるべきか、とか、自治体が企業と組む是非、とかそう言う視点ではあちこちで語られていますので、僕は純粋に商売人の目から見たサービス業施設として、感じたことを書いていきます。
なお、館内は撮影不可ですので、写真は屋外のみです。
外観。このフォントは代官山TSUTAYAと一緒ですね。館内の案内も同じでした。
公共施設にスタバのロゴ。
公共施設にセールの幟。まぁ、批判は物好きな人に任せますw
写真はここまで。後は館内の感想を、順不同で箇条書きで。
検索機はiPad
結構な数設置されてました。販売と貸出図書の両方に対応。貸出順番待ちなんかも分かる。デザインは素敵でしたがレスポンスが遅いなぁ。
キッズスペース
絵本の充実具合とか、他の図書館との比較ができるほど詳しく無いので分からない。紙芝居があるのは珍しいんですかね?読み聞かせ用の巨大絵本は楽しそう。子供が地べたに座れる小上がりスペースは狭いと感じました。
書籍の並べ方について
図書館分類法では無く、ライフスタイルに合わせた柔軟な陳列と聞いていましたが、そこまでの違いは感じられませんでした。まぁもう少ししっかり見ないとです。料理とか旅行の棚(特別な作りになってる)は、代官山TSUTAYAで感動したところで、武雄市図書館でも展開強化されてました。
学習スペース、電源付きデスク
学習室は完全独立では無く、書棚も並んでいるのですが、
館内のBGMが聞こえにくい音響上の工夫があるとか。また、二階から吹き抜けの階下を見下ろせる電源付きデスクスペースは、ノートパソコン広げてドヤリングするのに最適wスターバックスの注文をすればWi-Fiも使えるようです。
スタバとTSUTAYA
併設というか一体となってるスターバックスとTSUTAYA。休日ということもあり、スタバの行列はひっきりなし。館内も館外のオープンスペースもコーヒーと本を楽しむ方で一杯でした。バーンズアンドノーブルが提示した書籍とカフェの融合は、公共図書館にこそ似合うのかもしれません。一方、TSUTAYA部分のレンタルの貸し出し状況や販売書籍の売れ方は微妙。なにしろ本は無料で「レンタル」できるわけですから、相乗効果があるわけでは無いようです。
全体的に見て
やはりお客様(あえてそう呼びますが)の多さと、その利用風景を見るにつけ、この施設の成功面は認めるべきだと思います。特にカフェを付加した事で、今まで図書館に縁のなかった層を誘引できている事は、地域の文化水準向上に寄与しそうです。
また、市外、県外の利用者が多いのではという点に関して、確かに駐車場には私を含めて他県ナンバーも多かったです。まぁ土日祝日だけの事でしょうし、市内のあちこちにお金を落とす観光効果も見込めそうです。実際あちこち巡りました。
図書館から歩いていける武雄神社。
武雄神社の奥にある大楠。トトロが出そう。
武雄温泉。
最後に提案、このブログのタイトル通り、「武雄市図書館に行ってきました」という名前のお菓子を作れば売れるんじゃないですかね?
武雄市図書館・歴史資料館
佐賀県武雄市武雄町大字武雄5304−1
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