気を付けたい節電営業

気を付けたい節電営業今年の夏も猛暑が続いています。汗だくで駆け込んだ喫茶店が思ったほど冷房されてなくてさらに汗が吹き出たなんて経験をされた方も多いでしょう。

もともと高くなりつつあった省エネ意識、そこに追い打ちをかける震災の影響。特に今年は全国の原発が停止した事から、全国的に節電の嵐が吹き荒れています。

しかし、今のところ計画停電に追い込まれた電力会社はありません。ここ、九州電力管内も原発依存度が高いと言われてましたが、使用率は90%前後の日がほとんど。
九州電力 でんき予報よくある質問のページでも、95%までなら安定した電力供給の見込みと記されています。

今の節電営業は全てが必要なのでしょうか?確かに節電の努力があっての今の使用率と言う事はあるでしょうが、公的施設や全国チェーンの店舗以外で、お客様にご迷惑をかけてまでやらなければならないのでしょうか。例えば、朝のニュースで電力に余裕があることが確かめられたら、冷房を少し効かす事など、できる事があるはずです。

もし、節電にかこつけて経費節減も図れて一石二鳥…なんて思っている経営者がいたら、そんな魂胆はお客様にはお見通しだと断言します。お客様には、不快だったという印象しか残りません。結局節約したつもりが、売り上げを逃してしまうのです。

もう一度、何のための節電営業なのか、考える必要があります。

Category(s): おもったこと
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