「土竜が俺をよんでいる」の中の人に教えてもらったラーメン屋さん。鶏白湯のラーメンらしい。
鶏白湯といえば、去年龍の家上津店が期間限定で出していたのですが、スープの仕込みが大変で、豚骨に比べると同じ寸胴鍋でも取れるスープの量が段違いに少ないのだそう。また、鶏の骨髄からはアンモニア臭がして、その処理にも苦労したそうです。
そんな難易度の高い鶏白湯、いったいどんな味になっているのでしょうか?
薬院大通りから一本入った路地。マンションの一階という、見つけにくいロケーションです。
今泉にあった「ハナモコシのシェネ」から、「鶏と麺 花もこし」、そして現在の店名に変わって、オープン一ヶ月ちょっとと言ったところ。ずっと鶏をメインに取り扱ってこられたのでしょう。
店内はカウンター5席のみという潔さ。夜は酒のつまみも出すみたいですが、メインはラーメンとつけそばです。
これが「麺道はなもこし」のラーメン!スープはトローリとしていて、京都の「天天有」とか有名な「天下一品」を思わせますが、甘さが無く旨みが凝縮されています!
お品書きに店主のラーメンうんちくが載っていて「スープに油が浮くのが我慢ならない」(意訳)的な既存ラーメンへの反抗心が語られていたのですが、なるほど確かに油分がスープと一体化している!有言実行!
麺は極細。これもこだわりで、
博多風の固麺では出さないそうです。
翌週、早速二回目の来店。つけそばを注文。
まさかざるそばスタイルだとはw
添えられた柚子塩は、つけ汁には入れずに麺にかけて食べてくださいと言われました。
ただでさえ濃厚なスープがつけ汁になることでさらに濃ゆくなっています。
豚骨以外で凄い店を知ってしまいました。
麺道はなもこし
福岡県福岡市中央区薬院2丁目4−35
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[…] 鶏白湯チキンラーメン(こってり)650円。 麺道はなもこしを知ってしまった今、鶏の濃縮具合こそもの足らなく感じてしまうものの、和食の店ならではのダシの旨味が楽しめるスープ。具も、細切りのゴボウを揚げた物と、粗みじんにした玉ねぎの甘みがスープに合い、単品料理のようです。 麺が喉越し重視のかんすい多めだったのが僕の好みではなかったです。あとなぜか麺が短かった様な…? […]